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地震が起きたらどうする?場所別の正しい行動と身を守る方法をわかりやすく解説

突然、大きな地震が起きたとき、あなたはすぐに正しい行動ができるでしょうか。

「まず火を消したほうがいい?」
「すぐに外へ逃げたほうがいい?」
「車を運転していたらどうする?」
「エレベーターの中だったら?」

地震は、自宅にいるときに起きるとは限りません。

仕事中や買い物中、電車や車で移動しているとき、あるいは寝ているときに突然大きな揺れに襲われる可能性もあります。

地震が起きたときに最も大切なのは、あわてず、まず自分の身の安全を確保することです。

熱血じいさん
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こんにちは!防災アドバイザーの熱血じいさんです

この記事では、地震が起きたらどうすればよいのか、自宅・屋外・車・電車・エレベーター・海の近くなど、場所別の正しい行動と身を守る方法を防災初心者にもわかりやすく解説します。

いざというときに迷わないよう、今のうちに確認しておきましょう。

地震が起きたら最初に何をする?

地震発生直後に頭を守り安全を確保する行動を示す図

突然大きな揺れを感じると、「火を消さなければ」「外へ逃げなければ」と考えてしまうかもしれません。

しかし、強い揺れの中で無理に移動すると、転倒したり、家具や物が落ちてきたりして、けがをする危険があります。

地震が起きたときに最優先するのは、自分の身を守ることです。

自宅や職場などにいる場合は、頭を保護し、丈夫な机の下など安全な場所へ移動します。

机などが近くにない場合は、クッションやバッグなどで頭を保護し、倒れてくる可能性がある家具や窓ガラスなどから離れましょう。

また、慌てて屋外へ飛び出すのも危険です。

気象庁も、家庭では「頭を保護して丈夫な机の下などへ避難する」「慌てて外へ飛び出さない」「無理に火を消そうとしない」ことを案内しています。

熱血じいさん
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大きな揺れが来たら、まず自分の命を守ることが最優先です!慌てて外へ飛び出さず、頭を守って安全を確保しよう!

参考:気象庁「緊急地震速報を見聞きしたときは」

【場所別】地震が起きたときの正しい行動

地震が起きたときの行動は、自宅、屋外、車の中など、そのとき自分がいる場所によって変わります。

ここからは、場所別に注意したいポイントを見ていきましょう。

自宅・屋外・車・電車・エレベーター・海岸で地震が起きたときの行動を示す図

自宅にいるとき

自宅で強い揺れを感じたら、まず頭を守り、丈夫な机の下など安全な場所へ移動します。

特に注意したいのが、本棚、食器棚、テレビ、冷蔵庫などの大型家具です。

固定されていない家具は大きな揺れによって転倒する可能性があります。

また、キッチンにいる場合も、強い揺れの最中に無理に火を消そうとせず、まず自分の安全を確保しましょう。

寝ているとき

寝ているときに強い揺れを感じた場合は、無理に立ち上がろうとせず、枕や布団などで頭を守ります。

夜間は停電によって周囲が見えなくなる可能性があります。

さらに、割れた窓ガラスなどが床に散乱することも考えられるため、枕元に懐中電灯や靴などを準備しておくと安心です。

スーパー・ショッピングモールにいるとき

スーパーや商業施設では、商品棚から物が落下したり、ガラスが割れたりする可能性があります。

商品棚やガラス面から離れ、バッグなどで頭を守りましょう。

大勢の人が一斉に出口へ向かうと危険です。

気象庁も、人が大勢いる施設では、係員の指示に従い、慌てて出口へ走り出さないよう案内しています。

会社・学校にいるとき

会社や学校でも、まず机の下などで身を守ります。

窓ガラス、本棚、ロッカーなど、倒れたり物が落下したりする可能性のある場所から離れましょう。

揺れがおさまった後は、会社や学校で決められている避難方法に従います。

屋外・街中にいるとき

屋外にいるからといって安全とは限りません。

街中では、看板や割れた窓ガラスなどが落下したり、ブロック塀が倒壊したりする危険があります。

バッグなどで頭を守りながら、周囲の状況を確認して安全な場所へ移動しましょう。気象庁も、街中ではブロック塀の倒壊や看板・割れたガラスの落下に注意するよう案内しています。

車を運転しているとき

運転中に強い揺れを感じても、急ブレーキをかけてはいけません。

ハザードランプを点灯して周囲の車に注意を促しながら、急ブレーキを避けて徐々に速度を落とします。

大きな揺れを感じた場合は、道路の左側に停止します。

電車・バスに乗っているとき

電車やバスは地震によって急停止する可能性があります。

立っている場合は、つり革や手すりにしっかりつかまりましょう。

車両が停止しても勝手に外へ出ず、乗務員や係員の指示に従って行動します。

エレベーターの中にいるとき

エレベーターの中で地震が起きた場合は、すべての階のボタンを押し、最初に停止した階で降りることを基本とします。ただし、停止した階に火災や建物の損傷などの危険がある場合は、周囲の状況を確認して安全を優先してください。

万が一、エレベーターに閉じ込められた場合は、無理に扉を開けたり、外へ脱出しようとしたりせず、非常用呼び出しボタンやインターホンなどで外部に連絡し、救助を待ちましょう。

参考:
総務省消防庁「地震防災マニュアル」

海の近くにいるとき

海岸や河口付近で強い揺れ、または弱くても長くゆっくりとした揺れを感じた場合は、津波が発生するおそれがあります。

このような揺れを感じたら、津波警報などの発表を待たずに、直ちに海岸から離れ、高台や津波避難ビルなどの安全な場所へ避難しましょう。また、揺れを感じなくても津波警報や避難指示などが発表された場合は、速やかに避難してください。

津波は繰り返し押し寄せることがあります。警報などが解除され、安全が確認されるまでは、海岸や川の近くへ戻らないようにしましょう。

北海道・東北の太平洋沿岸で想定される巨大地震と津波については、こちらの記事で詳しく解説しています。

→日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震とは?想定される被害・危険地域・今からできる備えをわかりやすく解説

揺れがおさまったら何をする?

地震の揺れがおさまった後に確認する4つの行動を示す図

大きな揺れがおさまっても、すぐに安全になったとは限りません。

まず、自分や家族がけがをしていないか確認します。

次に、火災が発生していないか、家具が倒れそうになっていないか、建物に大きな損傷がないかなど、周囲を確認しましょう。

避難が必要な場合に備えて、避難経路についても確認します。

その後、テレビ、ラジオ、自治体、防災機関などから正確な災害情報を確認しましょう。

SNSでは災害時に誤った情報が拡散する場合もあるため、情報源を確認することが大切です。

参考:
総務省消防庁「地震防災マニュアル」

地震直後にやってはいけない行動

地震が起きたときは、「何をするか」だけでなく、「何をしないか」を知っておくことも大切です。

特に注意したいのは、

・揺れている最中に慌てて外へ飛び出す
・強い揺れの中で無理に火を消そうとする
・避難するときにエレベーターを使う
・切れた電線など危険な場所へ近づく
・倒壊の危険がある建物へ戻る
・海の様子を見に行く
・SNSなどの未確認情報をそのまま信じる

といった行動です。

「自分で確認してみよう」と危険な場所へ近づかず、公的機関や自治体などから発表される情報を確認しましょう。

外出先で地震が起きても、むやみに帰宅しない

仕事中や買い物中に大規模な地震が発生すると、「早く家族のもとへ帰りたい」と考えるでしょう。

しかし、多くの人が一斉に徒歩で帰宅すると、道路や歩道が混雑するだけでなく、救命・救助活動や緊急車両の通行を妨げる可能性があります。

内閣府は、大規模地震発生時には**「むやみに移動を開始しない」**という一斉帰宅抑制が重要だとしています。

大規模地震の発生後72時間は、救命・救助活動などが特に重要な時間とされています。そのため、職場や学校などに安全にとどまれる場合は、むやみに帰宅を開始せず、交通機関や自治体からの情報を確認しましょう。

ただし、建物の損傷や火災などによって、その場所にとどまることが危険な場合は、安全な避難場所へ移動することが優先です。

首都圏で想定される地震被害や帰宅困難者についてはこちら。

→首都直下地震とは?想定される被害・危険地域・今からできる備えをわかりやすく解説

参考:内閣府「令和8年版 防災白書 地震が起こったら」

地震が起きる前に準備しておきたいこと

地震が発生してからできることには限界があります。

だからこそ重要なのが、地震が起きる前の備えです。

家具を固定する

本棚、食器棚、テレビなどの家具や家電は、転倒・落下防止対策をしておきましょう。

家具そのものを固定するだけでなく、家具が倒れたときに避難経路をふさがないよう、配置を見直すことも大切です。

寝室を安全にする

寝室には、できるだけ倒れてくる可能性のある家具を置かないようにします。

家具を置く場合には、ベッドへ倒れてこない位置に配置し、しっかり固定しましょう。

内閣府も、家具の配置や固定、寝室に家具を置かないことなどを地震への事前対策として紹介しています。

避難場所と避難経路を確認する

自宅周辺の避難場所や避難所を確認しておきましょう。

実際に避難するときのことを考えて、途中にブロック塀、狭い道路、崖など危険な場所がないか確認しておくことも大切です。

なお、「指定緊急避難場所」と「指定避難所」は役割が異なります。

指定緊急避難場所は、地震や津波などの災害の危険から命を守るために、緊急的に避難する場所です。一方、指定避難所は、自宅で生活できなくなった人などが、一時的に生活するための施設です。

指定緊急避難場所は災害の種類によって指定が異なるため、自治体のハザードマップや防災マップで事前に確認しておきましょう。

家族との連絡方法を決める

大規模災害では電話がつながりにくくなる可能性があります。

家族が別々の場所にいる場合を想定して、連絡方法や集合場所などを事前に話し合っておきましょう。

水・食料・携帯トイレなどを備蓄する

大規模地震では、電気・水道・ガスなどのライフラインが停止する可能性があります。

飲料水や食料だけでなく、

・携帯トイレ
・懐中電灯
・モバイルバッテリー
・ラジオ
・救急用品
・衛生用品
・防寒用品

なども準備しておきましょう。

地震に備えて家具固定や水・食料・携帯トイレなどを準備する防災対策を示す図

備蓄する量の目安として、飲料水は1人1日約3リットル、食料は最低3日分、できれば1週間分を用意しておくと安心です。

携帯トイレは1人1日5回程度の使用を想定し、最低3日分(15回分)、できれば1週間分(35回分)を目安に備えましょう。

家族の人数に合わせて必要な量を計算し、普段使う食品を少し多めに購入して、使った分を補充する「ローリングストック」もおすすめです。

一度にすべてを揃えようとせず、できるところから少しずつ始めることが大切です。

参考:
気象庁「緊急地震速報を活用した訓練について」
内閣府「家具の固定や配置の見直しで安全空間を」
内閣府「自然災害への備えは万全ですか?チェックしてみよう!」
防災特集「災害に事前に備える」

日本で特に備えておきたい巨大地震

日本では、地震発生時の行動を知るだけでなく、自分が住んでいる地域でどのような地震被害が想定されているのかを知っておくことも大切です。

これまで当サイトでは、特に大きな被害が懸念される地震について詳しく解説しています。

南海トラフ地震

東海地方から九州にかけての広い範囲では、強い揺れや津波などへの備えが重要です。

【南海トラフ地震とは】
→南海トラフ地震とは?想定される被害・危険地域・今からできる備えをわかりやすく解説

首都直下地震

首都圏では、建物倒壊や地震火災、交通機関の停止、帰宅困難者など、都市部特有の被害にも注意が必要です。

【首都直下地震とは】
→首都直下地震とは?想定される被害・危険地域・今からできる備えをわかりやすく解説

日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震

北海道・東北の太平洋沿岸では、巨大津波だけでなく、冬季に発生した場合の積雪・路面凍結・停電・低体温症などにも備える必要があります。

【日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震とは】
→日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震とは?想定される被害・危険地域・今からできる備えをわかりやすく解説

まとめ|地震が起きたら「まず身を守る」

地震は、いつ、どこにいるときに発生するかわかりません。

大切なのは、地震が起きてから「どうしよう」と考えるのではなく、自宅・職場・外出先など、それぞれの場所でどう行動するかをあらかじめ知っておくことです。

大きな揺れを感じたら、まず自分の身の安全を確保する。

揺れがおさまったら周囲の状況を確認し、正確な情報を集めながら落ち着いて行動する。

そして、家具の固定、避難場所の確認、水・食料・携帯トイレなどの備蓄を普段から少しずつ進めておきましょう。

熱血じいさん
熱血じいさん

地震が起きたときに命を守るのは、普段からの備えです!

まずは自宅で「どこが安全か」「どこへ避難するか」を家族で確認するところから始めましょう!

大切な命を守るために!

参考資料・出典

この記事の作成にあたり、以下の公的機関の情報を参考にしています。

・気象庁「緊急地震速報を見聞きしたときは」
・気象庁「緊急地震速報を活用した訓練について」
・総務省消防庁「地震防災マニュアル」
・内閣府「令和8年版 防災白書 地震が起こったら」
・内閣府「家具の固定や配置の見直しで安全空間を」
・防災特集「災害に事前に備える」

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