防災アドバイザーの熱血じいさんです。
首都直下地震が、いつ来るのか?生き残る方法は?不安や疑問に思うことがありませんか?
そのような、不安や疑問を少しでも解消できればと思い、この記事を書きました。
しかし、自然に逆らうことはできません。
いつか地震は起こるでしょう。
その地震から大切な命を、まず第一に守りましょう。
では、さっそく、首都直下地震について、お話ししていきたいと思います。
目次
首都直下地震とは
首都直下地震というと、東京の直下で地震が発生すると勘違いしている方がいるのではないでしょうか?
確かに、首都というと、その国の中央政府のある首都、すなわち東京ですよね。
でも、ここでいう首都直下地震の首都とは、「東京都、千葉県、茨城県、埼玉県、神奈川県、山梨県を含む、南関東地域」のことです。
首都直下地震とは、この地域のどこかで、マグニチュード7クラスの巨大な内陸地震が、30年以内に70%の確率で起きると、地震調査研究推進本部調査委員会が2014年に評価したものです。
過去の首都直下地震を見てみましょう
過去の地震を見てみると、大変恐ろしい事実が発見できます。
「大正関東地震(関東大震災)」は、みなさんよくご存じだと思います。
この地震は、1923年に起きています。
また、「大正関東地震」の一つ前の大震災は、「元禄関東地震」といい、1703年に起こっています。
この2つの大地震は、「相模トラフ」という、プレートとプレートの境目で起きた地震です。
この2つの地震の間、すなわち、220年の間に、南関東の人の住む場所の直下で(首都直下型)、8つの地震(マグニチュード7前後の地震)が起こりました。
その8つの地震は下記のとおりです。
- 天明小田原地震 (1782年 M7.0)
- 嘉永小田原地震 (1853年 M6.7)
- 安政江戸地震 (1855年 M6.9)
- 明治東京地震 (1894年 M7.0)
- 東京湾付近の地震 (1894年 M6.7)
- 茨城県南部地震 (1895年 M7.2)
- 茨城県南部地震 (1921年 M7.0)
- 浦賀水道付近の地震(1922年 M6.8)
地震は、同じような間隔で、同じような場所で、同じような地震が起こると言われています。
例えば、「東日本大震災」は、約1100年前の「貞観地震」と同じような地震と言われています。
このように過去の歴史をみると、将来、地震が南関東に起こる可能性はかなり高いような、そんな気がします。
首都直下地震 いつ起こる 起こる可能性は?
「大正関東地震」や「元禄関東地震」のような地震は、200年から400年の間隔で起こっています。
先ほども述べましたが、「元禄関東地震」が発生してから、220年後に同じような「大正関東地震」という地震が 起こり、その間に8回の直下型地震が 起こっています。
上記に示したことが、同じように発生すると仮定すると、「大正関東地震」の220年後に「相模トラフ」を震源とする大地震が起こり、そして、220年の間に、8つの直下型の地震が起こると、下記のようになります。
79年後
71年後
2年後
39年後
同年後
1年後
71年後
26年後
1年後
この年表は、あくまでも仮定です。
参考までですが、仮定のA地震の発生年、2002年には、茨木県南部でマグニチュード5.1(震度4)の地震が発生しています。
また、2011年に「東日本大震災」が起こったことにより、 日本列島が東に5.3メートルも移動し、地盤が1.6メートルも沈降しました。 そして、「誘発地震」という直下型の地震が多数起こっています。
この 「東日本大震災」 の影響で、北海道、東北、関東地方は、今までと違う動きをしているのが現況です。
これらの事実をすべて考慮すると、”地震は必ず起こる”ということが言えるのではないでしょうか?
しかし、ピンポイントで、いつ、どこで起きるかということは、わからないのが現況です。
首都直下地震が発生したとき 生き残る方法は?
第一に言えることは、地震が起きた時は、まず、”あわてない”ということです。
あわてると、自分がおこなっている行動がわからなくなってしまいます。
一呼吸おいて、冷静な気持ちで行動してください。
それが、最大限の力を発揮できるポイントであり、生き残るポイントです。
そして、次に言えることは、地震が起きる前にできる限り、自分が必要であると思うことを準備しておくことです。
それには、色々なことがあると思いますが、一例を下記に示します。
- 救命講習会等に参加し、知識技術の習得にあたる
- 避難場所の確認を家族全員で行う
- 災害が発生したときの家族の連絡体制を決めておく
- 家具の転倒防止をしておく
- 防災用品、防災グッツの事前に準備をしておく。
- 地震が発生した場合の対応要領を事前にシュミレーションしておく etc……
災害は決して同じ災害はありません。
その都度、最善と思われる行動を、自らが判断し実施していかなければなりません。
自信を持って行動しましょう。
まずは、自分の命を守る行動を起こしましょう。
自分の命を守ることにより、人の命を守る行動が起こせます。
まずは、“自助”です。
自ら積極的に助かる行動を起こすことが、一番の生き残る方法です。
まとめ
今回は、”いつ来る 首都直下地震 生き残る方法は!” このお題で書いてみました。
いかがでしょうか? 参考になりましたか?
私がお伝えしたかったことは、次のことです。
地震が起きた時は、先ずは落ち着き、”あわてない”ということ
地震が起きる前には、できる限り自分が必要であると思うこと、ものを準備しておくこと
そうすることで、自分の命を守ることができ、そして、他者の命を守る行動が起こせます
あなたの、首都直下地震に関する不安や疑問が少しでも軽減できたなら、私は、たいへん嬉しく思います。
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防災アドバイザーの熱血じいさん より