こんにちは!防災アドバイザーの熱血じいさんです。
今回は、「【ロゴスVSコールマン】着替えテント徹底比較!おすすめ防災グッズはどれ?」を比較した記事を書きました。
ロゴスは、「neosどこでもルーム‐BB」、「エマージェンシーテントFR」、コールマンは、「ポップアップシェルター」の3点をレビューしました。
あなたは、テントと言うと、どのようなことを連想いたしますか?
おそらく、大多数の方は、アウトドア、キャンプなどを想像するでしょう。
しかし、今はそれだけではありません。
今は、災害が発生したときに、プライバシーを確保する防災グッズの一つです。
災害が発生し、家にいると危ないと感じたら、避難所に避難します。
しかし、避難所は、何百人の方が避難してきます。
避難所での一人当たりのスペースは、約3.5㎡(畳1.75枚)ぐらいです。
このような、狭い空間では、プライバシーがなく、ストレスがたまり、病気になる方もいます。
また、大勢の人が避難した避難所のトイレは、決して清潔と言えるような環境ではありません。
このような問題を解決する方法として、災害が発生する前に、着替え用のテントを準備しておくことが必要です。
そして、今は必ずしも、災害が発生したときに避難所に避難するというのでなく、「在宅避難」、「車中泊避難」などを実施する方が多くなっています。
マンションや戸建て住宅の耐震強度が増したことにともない、避難所に避難するよりも、自宅にいた方が、安全でストレスがなくいられると思い、「在宅避難」を選ぶのでしょう。
また、本来、避難は徒歩避難が原則です。
しかし、東日本大震災では、57%の人が、車で避難しています。また、2016年4月に発生した、熊本地震では、自宅以外に非難した方の約7割の方が「車中泊避難」を行っています。
みなさん「避難の原則は徒歩」ということは知っていると思います。しかし、高齢の方、歩行が不自由な方、小さい子がいるなどの理由で、徒歩避難を行うより、車での避難が安全と判断した結果、このようになったのだと思います。
このよに、「在宅避難」、「車中泊避難」を行う場合には、自らで災害に対応する防災グッズを準備しなければなりません。
その防災グッズの一つとして、トイレの準備、(着替えテントと非常用トイレセット)が必要となります。(「非常用トイレセット」については、「【コクヨ防災の達人とBOSの非常用トイレ】本当におすすめ防災グッズ?徹底検証」をご覧ください。)
私がお勧めする、3種類の着替えテントを紹介いたします。
特定商取引法に基づく表示
販売業者 | 株式会社 ナチュラム |
販売業者の責任者 | 西田耕三 |
所在地 | 〒540-0011 大阪府大阪市中央区農人橋1-1-22 大江ビル10階 |
電話番号 | 06-6910-0031 |
メールアドレス | info@naturum.jp |
目次
ロゴスの着替えテント(2種類)とコールマンの着替えテントの詳細
総重量 約2.8㎏
サイズ 約幅120㎝×奥行120㎝×高さ185㎝
収納サイズ 約幅90㎝×奥行12㎝×高さ12㎝
主素材 フレーム/グラスファイバー
フライシート/難燃性ポリエステルタフタ(UV-CUT加工 シルバーコーティング)
耐水圧 2000㎜
総重量 約3.0㎏
サイズ 約幅120㎝×奥行120㎝×高さ190㎝]
収納サイズ 約幅61㎝×奥行13㎝×高さ13㎝
主素材 フレーム/グラスファイバー フライシート/難燃性ポリエステルタフタ(UV-CUT加工) メッシュ/ポリエステル
耐水圧 1600㎜
総重量 約3.1㎏
サイズ 約幅86㎝×奥行86㎝×高さ152㎝
収納サイズ 約幅53㎝×奥行53㎝×高さ6㎝
主素材 シェード/65Dポリエステルタフタ フレーム/スチール
耐水圧 約600㎜
3種類のテントを比較して、下記の点で優れているものを、上記のボックスに黒の太文字で表記しています。
- 総重量は、軽いほど、持ち運びに便利がいい
- サイズは、空間が広い方が過ごしやすい
- 収納サイズは、コンパクトの方が持ち運びやすい
- 主素材は、頑丈で、テントが透けにくいもの
- 耐水圧は、数値が大きいほど、雨に強い
ロゴスのテント生地の動画がありますので、ご覧ください。
【ロゴスのエマージェンシーテントFRとコールマンのポップアップシェルター】の口コミ
次に、「ロゴスのエマージェンシーテントFR」と「コールマンのポップアップシェルター」の口コミを見てみたいと思われます。
ロゴスの「neosどこでもルーム‐BB」は、まだ新しいものなので、口コミは、ありませんでした。
<良い口コミ>
良いつくりですよ
非常時のトイレテントとして購入しました。他のメーカーも同時購入しましたが、さすがロゴスですね!
(3000円台の物と)比較するととても作りが良いです。組み立てもとても簡単です。
あとは入口のチャックが安定して閉まってくれるか‥今のところ問題ないですが耐久性を見ていこうと思います。
着替え用+災害用として
ポップアップタイプのものはすぐ壊れそうなためこちらを購入。
実際に組み立ててみると簡単だけど多少時間はかかります。炎天下の中では汗だくになるかも。ただ今回は着替え専用というより、災害時用としても考えたので正解だったかな?
<悪い口コミ>
組立を練習しないと、現場では間に合わないようですね?現場でうまく水平な場所が確保できるか?少し心配です。パイプをつなぐゴムひも切れたらちょっと厄介ですね!
<良い口コミ>
簡単に組み立てができる片付けも簡単でした。
簡単に組み立てができる片付けも簡単でした。釣りの時や災害時のトイレ用に購入しました。
<悪い口コミ>
折り畳みがたいへん
設置は簡単だが折り畳むのが大変です。初めての人は、かなり苦労するかと思います。何度か練習が必要かと思います。
3つのテントを評価してみよう!
この3つのテントを評価する前に、なぜ、この3つのテントをあなたに紹介したのかをお話ししたいと思います。
着替えテントを見ると、この3つのテントより、低価格で同じようなテントがたくさんあります。
しかし、災害時に使用するテントと言うことで、丈夫であることが選択する上での第一条件でした。
実際に何点かのテントを見てみましたが、やはり、老舗のアウトドア用品を扱っている企業は、品物がしっかりしているという印象がありました。
このような理由で、アウトドア用品のロゴスとコールマンを私は、選びました。
実を言うと、学生時代に登山をやっていましたので、馴染みのあるグッズを選んでしまったのかもしれません。でも、品物はいいですよ?
では、評価をしてみましょう。
3のテントを評価する上で、次の3点について重点をおきました。
・丈夫であること
・プライバシーを保てること
・設定が簡単であること
この点については、3つの「着替えテント」はクリアーしていると思われます。
アウトドア用品の一流企業、まず、間違いはないでしょう。
では、「着替えテント」を展張したときの丈夫さはどうでしょうか。
テントを地面設置するには、ペグやロープを使って展張しますので、どれだけ付属品が準備されているのかを見てみましょう。
(neosどこでもルーム‐BB)
ペグ 5本 ロープ なし
テント本体の4隅にペグを打って固定するようです。
(エマージェンシーテントFR)
スチールペグ 9本 ロープ 4本×3m
テント本体の4隅にペグを打ち、テントのフレームにロープを取り付け、4方向にロープを伸ばし、ペグ打ちをして固定するようです。
(ポップアップシェルター)
スチールペグ 10本 ロープ 4本 砂袋 10袋
テント本体の4隅にペグを打ち、その他に両サイドに2本のペグを打ちます。(本体を固定するために、6本のペグを打ちます。)
テントのフレームにロープを取り付け、4方向にロープを伸ばし、ペグ打ち又は砂袋を活用をして固定するようです。砂袋は10袋あるので、テントを固定するのに、いろいろ応用ができます。
すべてのテント、透けるということはありません。
しかし、「neosどこでもルーム‐BB」は、生地をシルバーコーティングしているため、3つのテントのなかで、一番プライバシーを守ることができると思います。
設定が簡単と言えば、「ポップアップシェルター」ですね!
ポップアップシェルターは、収納袋から取り出せば、一瞬のうちにテントが展張されます。
あとは、ペグを打って、ロープを張るだけです。
ただ、テントの収納が面倒という意見があります。
コールマンのポップアップシェルターの組立・収納の動画がありますので、参考にしてください。
正直、選ぶのがたいへんでした!!!
悩んだ結果、私は、「ロゴス neosどこでもルーム‐BB」を選びました。
理由は、プライバシーと丈夫さで選びました。
ただ、細引き(ロープ)とペグを別に買おうと思います。(設定した時の強度を高めるためです。)
まとめ
いかがでしたか?
今回は、「【ロゴスVSコールマン】着替えテント徹底比較!おすすめ防災グッズはどれ?」についてレビューしてみました。
どのテントも、災害時に着替え用や非常用トイレ用に使用するには、充分すぎるほど、しっかりしています。
避難所で使う場合、在宅避難で使う場合、車中泊避難で使う場合など、その用途にあったものを選んでください。
もし、災害が発生した場合、少しでもストレスを無くすために、事前の準備をいたしましょう!
大切な命を守りましょう!!!
防災アドバイザーの熱血じいさん より