平成23年3月東日本大震災が発生、平成30年9月北海道胆振東部地震発生、令和元年9月関東地方を襲った台風15号、令和2年7月熊本県を中心に九州中部地方の集中豪雨など、毎年と言っていいほど、日本列島のどこかで自然災害が発生し、何人もの尊い命が失われています。
また、令和3年2月13日23時08分頃に福島県沖でマグニチュード7.3(最大震度6強)の地震がありました。
これらの災害に対して、我々は、どのように対応していけばいいのでしょうか?
第一に必要なことは、自分ができることは、最大限努力して自分で守ることです。(自助)
次に自分ひとりでは、対応しきれない場合は、隣近所と助け合うことです。(共助)
それでも、対応しきれない場合は、公共機関の助けを借りることだと思います。(公助)
今回は、災害が発生した場合の最初の対応として、「自らの命は自らが守る」ということを第一に考えていきたいと思います。
災害が発生した場合を考えると、次の3点は最低限、考えておかなければならないことだと思います。
① 災害が発生したときに最低限必要となるものを事前にそろえておくこと。
② 避難場所を事前に確認しておくこと。
③ 家族間で災害が発生したときの連絡体制や集合場所等を事前に検討しておくこと。
などがあるかと思います。
災害が発生しました、避難所等に避難します。何も持たずに避難所に行っても、最低限の避難物資は用意されています。しかし、時間が経つにつれて、ストレスがたまるかと思います。
このストレスを極力少なくするためには、事前に防災グッズを用意しておくことです。食料や水は最低でも3日間用意しておく必要があります。しかし、それだけで十分でしょうか?
今日は、感染症などを予防するなど、衛生面において注意しなければなりません。そのほかに、災害の最新情報を常に知り、今後の対応を考えていかなければならないなど、やっておかなければならないことは山ほどあります。
災害が発生していない今、あなたの命を守る防災グッズを見直す必要があると思います。